モニターに何も映し出されない
電源はちゃんと入っているのに、パソコンの画面上が真っ暗なトラブルは、モニターに原因があることも多いです。 この場合、デスクトップパソコンとノートパソコンでかなり対処法が異なっています。 デスクトップパソコンの場合は、モニターとパソコン本体がそれぞれ独立しているので、 モニターの方に問題がないかを確認しましょう。
確認方法としては、別なモニターをつないでみて、映像が映し出されるか確認することです。 これでもし正常に動作すれば、モニターに問題があるということが確定します。 また、初歩的なミスも考えられますので、モニターの電源を入れているか、接続が不完全ではないか、 コードが傷んでいないか等、色々と確認してみましょう。
ちなみに、モニターが壊れていて、新しいモニターを購入する場合ですが、 いろいろと高望みせずに、普通に使えるものを購入すれば、価格はビックリするくらいお安いので心配は要りません。
モニターではなく、パソコン側に問題があるとすれば、ビデオカード(グラフィックボード)のトラブルが考えられます。 ビデオカードが独立したタイプならそれを交換してみると確認できます。 もし、マザーボードと一体になったビデオカードなら、マザーボード交換になるので、手に負えません。 「ビデオカードってなに?」となる人は、いづれにしても、修理に出す必要が出てくると思います。
ノートパソコンの場合は、モニターだけ取り替えるということはできません。 ただ、液晶ディスプレイが壊れてしまったという状況ではなく、 ディスプレイドライバやビデオメモリ、ビデオカードが故障したというケースが考えられます。 この場合の対象方法は、ノートパソコンに外付けのモニターを接続してみることです。
これで外付けモニターに正常な起動画面が映れば、ドライバ等が原因のトラブルということになります。 公式HPにある最新のドライバを入れてみる等の対処法を試してみましょう。
もし映らなければ、他の要因で正常に映像が映し出されていないことになるので、修理に出して見積りをもらいましょう。 ノートパソコンもデスクトップパソコンも、修理に出すような事態になれば高額になる可能性があるので、 必ず先に見積もりをもらってください。