パソコンがフリーズする

パソコンの操作が出来なくなってしまうフリーズ。固まったパソコンは電気を使うだけで何もしてくれません。 特定のアプリケーションがフリーズするケースと、パソコン全体がフリーズするケースがありますが、 それぞれの対処方法などを説明いたします。

パソコンが固まる

極々普通にパソコンを使っているのに、突然襲い掛かってくるトラブルがフリーズ(固まること)です。 初心者だと、最もパニックになりやすいパソコントラブルのひとつかもしれません。 パソコンのフリーズは、様々な要因によって起こりますので、なにをどうしたら良いなどの説明が難しいのですが、 パソコン自体の故障から説明してみます。

熱暴走などが原因でおこるフリーズは、夏場に発生することが多いトラブルです。 CPUやHDD、ファン、バッテリーやメモリが熱でダメージを受けた場合に起こり得ます。 対処方法は休ませるか、カバーを開けて使ったり、それでもダメなら扇風機などで風をあてて使います。 とにかく冷やしてやることが重要です。

次に重いソフトを使用した場合や、インターネット上で重いページを開いた場合等に起こるフリーズです。 一度に大きな負荷のかかる動作を行った場合にもフリーズすることはあります。 特にこれといった原因もなく、これらが重なった結果フリーズするというケースも多いようです。 このようなフリーズに心当たりがあるのなら、一度にソフトをいくつも開くなど、パソコンに負荷のかかるようなことは避けましょう。

フリーズと一言でいっても、実際には完全に固まって二度と動かなくなる場合と、 処理に時間がかかっているだけで、しばらく経つと復活するものがあります。

完全に固まった場合は、マウスで動かしても、キーボードで何を押しても動きません。 この場合は、電源ボタンによる強制終了しか解決策はありません。 パソコンがダメージを受けますが、止むを得ない事態ですので、電源の長押しで強制終了させましょう。

時間がかかっているだけの場合、もしくは一つのソフトが固まっているだけの場合、 これらのときは、マウスでカーソルが動かせたり、カーソルが砂時計になっていたりするケースです。 また、非常に重くなっているものの、たまに動いたりするケースもこれです。 この場合は、しばらく待ってみるというのが第一の対処法です。 それでも改善しない場合は、ソフトを強制終了させるか、パソコンの再起動を試みましょう。

「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのボタンを同時に押すとタスクマネージャーが起動します。 固まっているアプリケーションを選択すれば、それを強制終了させることが出来ます。 パソコン自体の再起動も同じように出来ますので、「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのボタンを同時に押し、 タスクマネージャーを起動させて操作してください。

フリーズは対処よりも、そうならないように予防することが大切です。 頻繁にフリーズするのは、パソコンの性能が追いついてないか、故障の疑いもあります。 長く使っているものであれば、新しいパソコンも検討してください。

(C) パソコントラブル、困ったときにとる行動!