単純なミスがないかの確認を！
パソコンのトラブルでよく耳にするのが、電源が入らないというものです。 このトラブルはパソコンそのものが利用できないので、ネットも使えず、対処法などを調べることができないので厄介です。
ただ、電源が入らないからと言って、100パーセントパソコンが壊れたと言うわけではありません。 残念ながら、致命的な故障をしていることもありますが、そうでない場合も多々ありますので、 冷静に状況確認をしていきましょう。
パソコンが起動しないケースでマズ最初にするのは、「電源ケーブルのコンセントがしっかり接続されているかを確認する。」 と言うことです。一番単純なものですが、見落としていることも少なくありません。
パソコンの電源コードは太いので、ちゃんと接続されているようでも、刺さっていなかったり、 知らぬ間に抜けてしまっていることもあります。 刺さっているように見えても、手でしっかり刺さっているか、もう一度確認してください。
次に、電源が本当に入っていないか、パソコン本体の音や、点灯するランプを見て確認しましょう。 というのも、モニターが故障しているケースがあるからです。 いくらパソコン自体が正常でも、モニターが壊れていれば画面は映らず、電源が入っていないと勘違いすることもあります。
致命的な故障と救われる故障
基本的なことを確認しても、電源が回復しない場合は、自力で修理するのはかなり難しくなってきます。 電源やハードディスクなどのパーツが故障トラブルを起こしていることがほとんどだからです。
その場合、パーツを買い換えることで回復させることはできるかもしれませんが、 専門家やよほどパソコンに詳しい人でもない限り、どこが壊れているのかを判断することは出来ません。 素直に修理に出すか、パソコンを購入することを検討しましょう。
ただ、場合によっては最低限の出費で済むケースもありますので、まずは修理見積りしてもらうのも良いと思います。 1年以上使ったパソコンなら、いきなり買い替えを検討しても悪くはないと思いますが、 新しいパソコンや、高額のパソコンであれば修理見積りをしてもらいましょう。
運が良いと、見積りの段階でなおってしまうこともあります。 ノートパソコンの場合は、バッテリーやメモリーの接続不良ということがありますので、 一度外して付け直すと治ったりするのです。（バッテリーは自分でも出来ますよね。） 似たようなケースでなおることもあるので、一度見積もりに出すとよいと思います。
ただし、部品交換などが必要な修理なら、結構な金額の修理見積りが提示されますので、 覚悟はしておいた方が良いです。